モデナって知ってる?
モデナは、イタリア北部のエミリア・ロマーニャ州にある小さな町。
エミリア・ロマーニャ州の州都はスパゲッティのボロネーゼソースで有名なボローニャですが、モデナはボローニャの少し西にあります。
モデナは観光地ではない代わりに、イタリア人に混じってイタリア人のような生活ができるのが魅力。
語学学校もあるので、イタリア語を学びながらイタリア生活をしてみたい人にはぴったり!
小さい町なので治安がよいのもうれしいところ。
ただ、大きい町に比べると娯楽が少ないので、ゆっくり過ごすのが苦手な人には物足りないかもしれません。
モデナはミラノとフィレンツェのちょうど真ん中辺りにあるので、いろんな町に出かけるにはとても便利です。
モデナを生活の拠点にして、週末はいろんな町に出かけてみるのもいいかも?!
モデナの中心地の地図はこちら →

モデナの歴史
モデナの自由都市としての歴史は12、13世紀に始まり、その後フェッラーラのエステ家の支配下に入った後、15世紀に公国となる。
1598年、エステ家がフェッラーラから逃れてモデナを公国の首都としてから、華やかな時代が約2世紀半続いた。
現代は、バルサミコ酢や発泡性ワインのランブルスコ、フェラーリ、マゼラッティ、ランボルギーニなどの高級車の産地として有名。
3大テノールのひとり、ルチアーノ・パバロッティの生まれた街としても有名になった。

モデナリンク
モデナのツーリズモ(イタリア語)
モデナ見本市 (イタリア語)
モデナ交通機関(イタリア語)
ボローニャ空港からモデナへの空港バスイタリア語)
モデナ近郊のアチェタイア(造酢所)
GAZZATTA MODENA
(モデナの地方紙・イタリア語)


 モデナ情報 

ここでは、管理人の住むモデナやモデナ近郊のいろいろな情報をお届けします!

 +モデナの見所+


ドゥオモと鐘楼

13世紀に完成した代表的なロマネスク様式のドゥオモ。
白大理石の鐘楼は高さが88メートルあり、少し斜めに建っている。
3〜10月の日曜、祭日は上に登れる。




モデナの鐘楼はただ今修復中。
モダンな柄の幕で覆われている。
さて、修復終了までどれくらいかかるかな。
(2008年4月現在)

(写真は準備中です)
グランデ広場


ドゥオモ、鐘楼とともに世界遺産に指定されているモデナ中心の広場。
広場にはカフェ、市庁舎、インフォーメーションセンターなどがある。


ドゥカーレ宮殿


ローマ広場に面して建っている元エステ家の宮殿。
現在は陸軍士官学校になっている。
日曜日は予約制で中を見学できる。


メルカート(市場)

モデナの中心地にある屋根付きのマーケット。
小さい町なのに、メルカートは充実している。
野菜、果物、肉類、魚類、チーズ、ハム、植物‥‥などなどいろんな物があるので、ブラブラするだけでも楽しいところ。
毎日朝早くから午後2時ごろまで開いている。

その他のマーケット

・毎週月曜日に「Parco Novi Sad」で開かれる大きなマーケット
・毎週火曜日(午前のみ)、土曜日(終日)に
Via pomposaの広場」で開かれるオーガニックの野菜、食べ物などのマーケット

(写真は準備中です)
テアトロ・コムナーレ・ディ・モデナ


3大テノールの一人、ルチアーノ・パバロッティが生まれた街として有名な街、モデナ。
古くなった劇場を建て直し、1841年に開場された。
1969年には、同じくモデナ出身のソプラノ歌手ミレッラ・フレーニとここで競演している
劇場のHPはこちら(イタリア語のみ) →

(写真は準備中です)
エステンセ美術館


エステ家のコレクションを展示している美術館。

美術館のHPはこちら(イタリア語のみ) →

(写真は準備中です)
エステンセ図書館


美術館を同じ博物館宮殿にある。
エステ家のプライベート書庫だった稀稿本が多数。

 +モデナのおいしい物+
モデナにはバルサミコ酢以外にもおいしい物がいっぱい!
日本人にはまだまだ知られていないモデナ地方のおいしい物を紹介します。
ティジェッレ
パンのようなもの。
昔の人はパンが買えない時にこれを食べていたんだとか。
中に生ハムやサラミを挟んで焼きたてで食べるのが美味!
ヌテッラ(チョコレートクリーム)を塗ってもおいしい。

ニョッコフリット
ピザの生地を薄く延ばして高温の油でサッと揚げたもの。
膨らんで見えるが中は空洞になっている。
揚げたてが香ばしくておいしい!
そのまま食べても、中に生ハムやサラミを挟んでもおいしい。

(写真は準備中です) ボルレンギ
クレープのように薄く延ばした生地をフライパンでカリッと焼いたもの。
バリバリと折りたたんで手で食べるのがおいしい。
味もおかず系とおやつ系がある。

(写真は準備中です) ランブルスコ
モデナ地方の発泡性赤ワイン。
甘口と辛口があり、エミリア地方のこってりした料理によく合う。

チリエージェ (さくらんぼ)
ヴィニョーラのさくらんぼが有名。
甘くておいしい!
5〜6月に来たら、是非食べてみて!

バルサミコ酢
バルサミコ酢のジャムなど

バルサミコ酢は有名だけど、バルサミコ酢が入ったジャムもおいしい。
クリーミーなチーズにつけて食べれば、レアチーズケーキみたいな味わいに。

+モデナ近郊の見所+

バルサミコ酢博物館
モデナ名物のバルサミコ酢の博物館。
日本語のパンフレットやビデオもあります。

博物館のHPはこちら →
詳しくは管理人のブログでチェック! →

フェラーリ博物館
イタリア車といえばフェラーリ!
ファンにはたまらない歴代のフェラーリが展示されている博物館
博物館のHPはこちら →
詳しくは管理人のブログでチェック! → 

ワイナリー
モデナのワインといえば、ランブルスコという発泡性の赤ワイン。
モデナの近郊には、ランブルスコのワイナリーがたくさん!

モデナ周辺のワイナリーのリストはこちら →

 +モデナ市内、近郊のおいしいレストラン、トラットリア+
モデナ郊外の高台にある見晴らし抜群のレストラン。
夜は夜景も見えてロマンチックな雰囲気に。
管理人が今まで行った中で、最高の景色が楽しめるレストランです。

Ristorante la Cicala
Via Vandelli, 708  Torre Maina (MO)
Tel. 0536-943346

語学学校の先生に教えてもらった昔からあるトラットリア。
固定のメニューはなく、毎日店が決める2種類のメニューから選べる。

OSTERIA ERMES
Via ganaceto, 89/91 Modena
Tel. 059-238065


モデナ中心地のメルカート(グランド広場の少し南にある屋根つきの市場)のすぐ向かいにあり、
モデナ名物、ティジェッラ(薄い固焼きパン)の中に好きな物を挟んで食べられる。
中にはカウンター席が少ししかなく、モデナの学生は買って歩きながら食べている子が多い。
管理人のお気に入りは生ハムとモッツァレラ。
甘いのが好きな人にはヌテッラとココナッツがオススメ。


LA CHERSENTA


モデナメルカートのすぐ向かいの建物の2階にあるトラットリア。
LA CHERSENTEのすぐ上にあるので、店の横の階段から2階へ上がるとすぐ右側に入り口がある。
ここもメニューがなくて、店員が言うメニューの中から選ぶ仕組みになっている。
ラグー(ミートソース)のトルテッリーニがおいしかった。

Trattoria Aldina
Via Albinelli 40 Modena
Tel. 059 236106

モデナ市の端っこにあるピッツェリア&レストラン。
薄いピザが好きな人にはオススメのピッツェリアです。

RISTORANTE PIZZERIA JOLLY
Viale Amendola, 229 Modena
Tel. 059-351203

語学学校が一緒だった中国人の子が働いていたので、よく行くようになった
安くておいしいチャイニーズレストラン。
イタリアンに飽きた時、安くお腹いっぱい食べたい時はココ!

Ristorante LE OMBRE CINESI
Via Piave,44 Modena
Tel. 059-210046




  

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